ブラザーから2022年新製品インクジェット複合機のMFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWが発売されました。似ているMFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWですがその違いを比較しました。
比較 | MFC-J7500CDW | MFC-J7300CDW |
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液晶 | 3.5型タッチパネル | 3.5型タッチパネル |
大きさ(幅×奥行×高さ) |
576×477×375(mm) | 576×477×375(mm) |
給紙 | 前面2段 |
前面2段 |
印字速度 | 約30ipm | 約28ipm |
印字コスト | カラー約4.1円、モノクロ約0.8円 | カラー約6.5円、モノクロ約1.7円 |
自動両面プリント | 〇 | 〇 |
用紙サイズ | A3 | A3 |
NFC | 〇 | 〇 |
インク | 4色(LC417) | 4色(LC412) |
価格 | 7500CDW価格こちら | 7300CDW価格こちら |
※印字速度やコストはA4普通紙
印字コストはブラザーの算出によって記載しています条件によっての計算なので気になる方はメーカーで確認願います
NFCとは
スマホをプリンターにかざすだけで選んだ写真が面倒な設定なしで印刷可能
自動両面プリントで節約可能です
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの外観からよく似ています
大きな違いは印字コストですがこれはファーストタンク搭載か否か
そこでMFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの違いを詳しく解説します。
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの共通点
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの新技術「マキシドライブ」
マキシドライブとはインクジェットプリンティング技術です
マキシドライブによって印字速度が1.5倍、耐久性が2倍と向上
耐久性30万ページもしくは7年間
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの印字サイズはA3
自動両面プリントは用紙の表と裏を入れ替える手間が省けます
用紙の節約にもなります1/2
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの違い
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの違いで一番大きいのは印字関係
これはファーストタンク搭載かどうかの差です
ファーストタンクは新しいものではありませんがこの機種はこのおかげで経費削減や大容量とサブタンクによって大量に印字するのに向いています
大量印字の予定の方やオフィスはMFC-J7500CDWの方が選択肢になりそうです
インクには顔料インクと染料インクがあります
染料インクは表面に染み込ませます
顔料インクは用紙の表面に付着します
染料インクは光沢紙に印刷する場合に用紙の質感にそのまま印刷結果に
光沢感のある写真印刷が可能ですコピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍出来ます
対して顔料インクは
用紙にインクが染み込みにくいわけです
だからインク径が広がらずよりくっきりとしたが可能となります
他にも顔料インクはオゾンや光に分解されにくく変色しにくい
耐水性が高い水濡れでもにじみにくい特性です
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWのインクは違いますが顔料インクとなっていますそして両者4色です
なので色域的には期待出来きそうにありません
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWのまとめ
インクジェットプリンターはじめ複合機はキャノンとエプソンと国内シェアを二分化するメーカーですがブラザーのいいところはA3対応を多く用意しているのとADFが搭載している機種が多い
キャノンとエプソンの機種をずらしているというか他のところと違うものを作るのは評価出来ます
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWは見た目は大きな差がないですがやはりファーストタンク搭載からの印字コストの差があるのでここが選択肢になりそうです
本体の価格差は結構あります
MFC-J7500CDWとMFCーJ7300CDWの機能やデザインはよく似ていますが違いは印字コストです。これは選択肢の一番のポイントですが本体の価格差があるので月間コストや年間で計算する事をおすすめします。
月間使用枚数がカラー500枚、モノクロ1,500枚とするとMFC-J7500CDWで500枚×@4.1=2,050円、1,500枚×@0.8=1,200
合計3,250円、年間39,000円、7年で273,000円
MFC-J7300CDWでいくとカラー500枚×@6.5=3,250円、モノクロ1,500枚×@1.7=2,550円
合計5,800円、年間69,600円、7年で487,200円
印字コストでいうとかなりの経費差が出ました
これだと本体価格の差を簡単に凌駕出来るのでファーストタンクがおすすめといえます
次に
月間枚数をカラー100枚モノクロ100枚で計算すると
@4.1×100=410円、モノクロ@0.8×100=80円、合計490円
年間5,800円、7年間で40,600円
MFC-J7300CDWで計算すると@6.5×100=650円、モノクロ@1.7×100=170円、月間合計が820円、年間9,840円、7年で68,880
この枚数だと7年間の差で3万円ほどしかなりません
こうなるとファーストタンクなしでも問題なくなります
ファーストタンクじゃない機種で計算すると
@6.5×100=650円、モノクロ@1.7×100=170円、月間合計が820円、年間9,840円、7年で68,880
この枚数だと7年間の差で3万円ほどしかなりません
こうなるとファーストタンクなしでも問題なくなります
つまり何が言いたいかというとファーストタンク搭載機種は価格が高めです
だから月間印字枚数が多い方にはおすすめなのですが印字枚数が多くなくて写真印刷のようなものが多い方は4色ではなく6色の方が色域も優秀なのでファーストタンク以外の機種が選択肢に入るという事です。