キャノンPIXUSシリーズから2021年10月インクジェット複合機のTS7530とTS5430が新発売されました。TS7530とTS5430の違いを比較どっちがフィットするか参考にして下さい
比較項目 | TS7530 | TS5430 |
---|---|---|
液晶 | 1.44有機EL | 1.44有機EL |
大きさ(幅×奥行×高さ) |
376×350×142(mm) | 403×315×148(mm) |
給紙 | 前面給紙あり |
前面給紙あり |
印字速度 | 約16秒 | 約36秒 |
印字コスト | 約31.8円 | 約27.8円 |
自動両面プリント | 〇(はがき非対応) | 〇(普通紙のみ) |
自動電源 | 〇 | 〇 |
ディスクレーベル | ✕ | ✕ |
インク | 5色 | 黒とカラーは一体型 |
価格 |
※印字速度やコストはL版フチなし用紙
印字コストはキャノンの算出によって記載しています条件によっての計算なので気になる方はメーカーで確認願います
TS7530とTS5430は大きな違いはなさそうですが比較表を見れば
小さな違いが見受けられます
そこでTS7530とTS5430の違いを詳しく解説します。
TS7530とTS5430の見た目違い
TS7530とTS5430のデザインは似ていますが微妙に違います
どちたも親しみやすいデザインだと思いますがTS7530の方がよさそう
TS7530の方が若干コンパクト
カラーは両者ブラックとホワイトがあってTS7530がブルーの3色
TS5430はピンクの3色となっていますので選択範囲はあります
ちなみに重さは両者約6.3kgとなっています
TS7530とTS5430印刷の違い
TS7530とTS5430の違いで一番大きいのは印刷関係です
印字速度がかなりの差がありますこれは選択のポイントになります
印字コストはあまり変わらないのですがインクが全く違います
TS7530のインクは今回の新機種から新しいインクも投入
5色の独立インクです
対してTS5430のインクは過去のものです
しかも黒とカラー一体型のものです
色域が劣るのとインク交換が早くなりそうな気がします
インクには顔料インクと染料インクがあります
TS7430インクにはブラックが2種類あるのは顔料と染料を使い分けています
染料インクは表面に染み込ませます
顔料インクは用紙の表面に付着します
染料インクは光沢紙に印刷する場合に用紙の質感にそのまま印刷結果に
光沢感のある写真印刷が可能ですコピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍出来ます
対して顔料インクは
用紙にインクが染み込みにくいわけです
だからインク径が広がらずよりくっきりとしたが可能となります
他にも顔料インクはオゾンや光に分解されにくく変色しにくい
耐水性が高い水濡れでもにじみにくい特性です
黒が染料と顔料あるのは永年維持と発色がいいというようないいとこどり
印字に関してはTS7530の方がおすすめといえそうです
TS7530とTS5430機能の違い
TS7530とTS5430は自動電源や自動両面プリント機能がついています
自動両面プリントは少し紙のサイズを選ぶので気をつけたいです
はがきは出来ない
自動両面プリントは用紙の表と裏を入れ替える手間が省けます
用紙の節約にもなります1/2
TS7530とTS5430にはFAXやADFはありません
TS7530とTS5430両者前面給紙があるので問題ないでしょう
TS7530とTS5430無線LAN対応
スマホから直接印字も可能です
キャノンの無料アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」
QRコードダイレクト接続はTS7530
プリンター液晶画面にダイレクト接続用のQRコードを表示
スマホで読み込むだけでSSIDやパスワードを入力することなく接続が可能
これはTS7530だけ
TS7530とTS5430の修理
キャノンではらくらく修理便というサービスがあります
修理申込
⇩
メールなどで引き取り日時確認
⇩
運送業者からの引き取り
⇩
修理
⇩
お届け・精算
※自宅でいながら修理依頼が出来る
TS7530とTS5430のまとめ
キャノンのインクジェットプリンターはじめ複合機はエプソンと国内シェアを
二分化するメーカーでまさに選ぶべきメーカーの第一人者です
TS7530とTS5430は見た目は大きな差がなさそうですが
中身は小さな差が多くありました
その差がどうしても譲れないとなればTS7530が有利となります
しかし大きなポイントがあります価格です
ざっくりですが価格差は1万円ほどあります
使用頻度がとっても少なく色域にこだわりがなければTS5430
写真印刷も楽しみたいんであればTS7530
ライフワークと照らし合わすと選択は難しくないと思います。